2007年06月27日

豆の木とアンチョビと夏のかばんとキセル

Img_0981_1 今年も夏を涼しく過ごす対策で、ベランダに「緑のカーテン」を育て中。去年と同じ、シカクマメを植えています。(奥のプランタは、コーヒー豆の麻袋。。。去年よりも1株ふやしたためにプランタが足りなくなったので。。。)

その豆の木に虫がつき始めたので、景気づけに、根元のあたりに愉気をしたら、これがすごーく気持ちよいのです。あー、もうずうっとここに手を置いていたい、と思うほど。去年もうっとりしながら愉気していたことを思い出しました。どうやら私の気はシカクマメの気と合うみたい。。。

試みに、他の植物にも愉気をしてみたけれど、やっぱり感触が違う。。。

Img_0982 昨日は、初めてローズマリーの花も咲きました! 今までなんどか失敗して枯らせていたローズマリー。今年は順調です。大切にしよう。

昨日はほかにも、記念すべきことの多かった日でした。

記念すべきこと、その2は、手づくりアンチョビを仕込んだこと。このところ、ときどき、スーパーでカタクチイワシがどっさり入ったのが百円くらいで出ています。やってみたら、手で簡単におろせることがわかって、楽しくなりました。

前回カタクチイワシを買ったとき、あまったカタクチイワシを、パートナーが思いつきでオリーブオイルに漬け込んでみたらおいしかった。。。そしてこれはひょっとしてアンチョビになるのではないか。。。と思いつき、調べてみたら、カタクチイワシから簡単に自家製アンチョビが作れることがわかりました。

おろしたカタクチイワシの水気を拭いて、塩のレイヤーではさんで、冷蔵庫で1月発酵させて、あとは塩から取り出してオイルに漬けるだけ、とのこと(発酵させるときの器は密封容器がよくて、はじめにアルコールで拭いておきませう)。ほんとに簡単に仕込めました。

Img_0983 記念すべきこと、その3は、手縫いでかばんをつくったこと。それが、ミシンを出してきたら、コードのワイヤが切れてて使えなくなっていて。それで仕方なく手縫いを始めたのだけれど、これが、思いのほかサクサク縫えて気持ちよいー、と発見。

今回は、閉店セールで見つけた麻のランチョンマットとコースター各2枚で夏のかばんを作ったんだけれど、麻だからなのか、サクサクとした縫い心地が、ほんとに気持ちよいのです。

Img_0984裏側にコースターを縫い付けて、ポケットにしました。持ち手にしたのは、使わなくなった皮のベルト。持ち手をつけるところは、裏からジュートの織物のきれっぱしで補強しました。本体は、ランチョンマット2枚を袋状に縫い合わせだけなんだけれど(上から5ぶんの1くらいを折り曲げて、ふたにしています)、出し入れがしやすいように、両脇を一番上まで縫い合わせずに、5センチほど縫わないでおきました。

手縫いなんて大変だー、と思ったものの、やってみると、ほんとに驚くほど早くできあがって。。。ミシンへの苦手意識があるから、ミシンよりも手縫いのほうが、わたしには合っていたのかもしれないです。。

さっそくできたてほやほやのかばんを持って、夜は、キセルのライヴへ行きました。CDもずいぶんよいのだけれど、キセル兄の生の声は、こんなにすごいのかー。。。とびっくりしました。声が、脊椎の中まで、ずーっと入ってくるかのようで。あーいう感じでダンサブルっていうのが、ほんとに初めてのことで、ああ、すごい。。。

こんなもりだくさんな日はめずらしいことです。。。久しぶりの休みなので、まだまだやりたいこと、いっぱいあるです。。。

料理も縫い物も、ライヴも、仕事が忙しかったあいだずうううっとできなかった/行けなかったことで。。。それにしても、火星が牡牛座入りしてすぐ、こういう方向に気持ちやエネルギーが向くっていうのは、おもしろいことです。

posted by な at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | おいしいもの

2007年05月02日

桜湯

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深夜にのどがかわいて、カフェインレスのあったかい飲み物が飲みたいなーと思って、桜湯を入れました。

鶴巻温泉の、公共浴場の売店で見つけた、桜の塩漬け。これに、お湯を注げば、桜湯のできあがりです。塩味が少し出て、花が少し開いて、桜の香りがちょっとします。なんともおいしい飲み物で、わたしは大好き。パートナーは、塩味がきつすぎる、といって、あまり飲みたがらないのだけれど。。。

今ちょっと調べたら、この桜の塩漬けというのは、鶴巻温泉で売っている、あの神奈川県秦野市産のものが、老舗の味みたいでした。

「神奈川県秦野市千村では江戸時代末期から生産を始め、全国生産の約8割を生産している。五分咲き程度の八重桜の晩生種関山を用い、毎年4月中旬頃から加工している」
のだそうです(ウィキペディアより)。びっくり!

桜湯は、わたしにとっては思い出の味でもあります。。。お正月に、両親と祖父母と一緒にお墓参りに行くと、いつも、霊園内の花屋さんのだんなさんが、桜湯をごちそうしてくれたのでした。他で飲むことがなかったので、霊園でこれを飲むのが、特別感があって好きでした。

posted by な at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | おいしいもの

2007年02月07日

朝ごはん礼賛

ときどき、夜に「ああ、朝ごはんが食べたいな、はやくあしたの朝にならないかな」と思うことがあります。

今日も、朝ごはんを食べているとき、おいしくてうれしくて、「もしかして、好きな食べ物はなんですか?と聞かれたら、朝ごはんと答えたいかもしれない」とおもいました。

いつもだいたい同じものを食べています。近所のパン屋さん「リトル・トリー」の山型パンに、群酪バター、好きなジャム(ガイアみなまたの甘夏マーマレードなど)、あとは飲み物(今朝はそば茶)。

気分次第で、パートナーがたまごや野菜で一品作ってくれて、気分次第で、わたしがブラジルのカルロスさんのコーヒー豆を煎って挽いて淹れたりして、これらがそろうと、もう目もくらむほどのすばらしい朝ごはんに。

朝ごはんのおいしさを倍増させているのは、一夜のプチ断食の後、おなかがちゃんとすいた後で食べるところかな? エイゴでは朝ごはんは、breakfast、すなわちfast(断食)をbreak(途切れ)させるもの、と「そのまんま」な名前。。。

でも、昼ごはんと夜ごはんも、時間の間隔はもっと短くても、その中でしっかりいろいろこころやからだが動けば、ちゃんとおなかがすいて、もっとおいしくなるのかな。。。からだ、動かしてなさすぎなのかなー。。

■リトル・トリーはパンのネット販売もあるみたいです。こちら
■あまなつマーマーレードとカルロスさんのコーヒーは、ウェブショップ膳で買っています。

posted by な at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | おいしいもの