2008年04月04日

感じ取る

桜の花びらが、道の端につもっているのを、片手に掬い取って、ひらひらひらと手からこぼれさせている初老のご婦人がいました。

今日のことです。

思わず少し離れたところで、同じことをしてみました。

手の中の花びらは、少ししっとりとして、涼しい感触。ひらひらと手からこぼすと、風にふわりと乗りました。

わたしたちが同じことをしているのに気づいたご婦人は、「あーしあわせ」とつぶやいて、にこりとしました。

わたしも心の中で、「あーしあわせ」と繰り返してたかも。

複製のイメージばかり眺めている気がするこの頃、外を歩くたびに、木々や葉っぱや空や風が、本物だ、ここにほんとにある、と確認します。

わたしが感じ取るものが、わたしをつくっているとしたら、複製物ばかりに囲まれていたら、わたしも複製になっていくような気がする。

奥行きも深みもないようなものに触れると、がっかりする。。草原の写真をプリントした工事現場のパネルとか。木目プリントを貼ってある本棚とか。

なにか、「その場しのぎ」というメッセージがちらついて、「ここはとりあえずしのがなくてはならない場なのか」と不安になります。

そういう不安にかられないでいられる環境に、あこがれています。なにごとにも、それぞれに必要なだけの時間とケアとがちゃんとかかっているような場。感じ取れば取るほど、奥行きが広がっていくような場。。

posted by な at 13:19| Comment(4) | 未分類

2008年03月30日

悲しい夢を見て、目覚めてからも余韻をやぶれた毛布のようにひきずっている今日です。

あまりに心がかき乱されているので、ひさしぶりに、植物の息遣いを音楽にしたPlantron Mindを、聴いています。

少し落ち着く。

目覚めたら、夢の中のとおりのことが、現実でも現在進行形で起こっていたのでした。

人の役にたたないと、ここにいちゃいけないし、役にたつだけでも、やっぱり楽しい存在じゃないから、ここにいてほしくない。そういうメッセージを人から読み取ってしまって、どうしたらいいかわからなくなって壊れました。

一生懸命になって、なにかをやりすぎていたことは、たしか。立ち止まることさえできなかった。。

ここへ入っちゃうと失敗する、と知っているところへ、入っていっていたなあ。。。こうなると、傷の治癒に、2、3日はかかってしまうのに。

人のことを思って、人のためになることをすることよりも、その人がそこにいることを、わたしのほうが、味わって楽しむことのほうを、大事にしたいのに。

自分に無理をかけてサービスマンになってしまうと、もう人の存在を楽しむこともできなくなって、どんどん人を避けたくなるだけなのに。

posted by な at 20:55| Comment(0) | 未分類

2008年03月04日

感情

最近、ものごとに、感情の要素を入れるさじ加減に、気が向いています。

虫は、感情がなくて、大天使に対応する、ということを、松村さんの本で読みました。

身近なことをいろいろと、助けてくれる天使と違って、大天使というのには、温情が通用しないらしい。。。

人や場やものとの関係のなかで、感情、気持ちの部分を、とても大事にして生きてきたけれど、ひょっとしたら、ウェイトを重くしすぎてたろうか? と自問しています。

血も涙もない、というようなあり方を、理解することは、途方もなく難しいのだけれど、今のわたしに、血や涙がありすぎるのだとしたら?

少し比重を減らしてみたら、もうちょっと乾いて、もうちょっと身軽に、動き出せるのかな?

どうなのかな?

posted by な at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類