ここ2、3日、エネルギー切れを起こしてて、生きていてもしょうがないな、と、つい思ってしまった今日でした。
なにもする気がおきず、とりあえず、夕日がきれいそうだったので、見にでかけました。
風もなく、海は湖みたいに静かでした。
砂浜でキャッチボールする親子連れ、隣同士でじっと腰掛けているカップル。。大勢の人が、思い思いに過ごしていました。
日が沈んだ後、水面や空がうすい桃色のようなラベンダー色のような色になるのがきれいでした。
富士山はうすいブルーのシルエットになってた。
暗くなるまで、喫茶店で本を読みました(読んだことない本が本棚に入ってたので、なにげなくそれをもって出たら、まえがきの第一行目に「首を吊ろうかなあ、と思っとる人、ちょっと待ってくれい」と書いてあった)。それから、暗がりの中、江ノ島神社にお参りに行きました。
帰りがけに、キャンドルライトがいっぱいともされた、江ノ島の灯台下のお庭を歩いてきました。
キャンドルが消えると、さっとそこへ行って、新しいのを入れて灯す係りの人がいました。
たのしそうな仕事だな、と思いました。わたしもそうやって、炎を見守って、消えたら、また灯す、ということだけ、えんえんとやっていたいような気持ちでした。
* * *
帰宅してから、にゃみちゃんの写真の整理をしていたら。。。気づきました。
今暮らしているこの家を、初めて見に来たのが、去年の今日だったこと。
そのとき、庭のみかんの木に実がなっていたのが、うれしかったこと(今年はぜんぜんなっていないや。。夏場に水遣りしなかったからだ、きっと。。)
数日後、商店街をさんざん歩いてまわって、今住んでる町にあるのと同じ系列のペットショップがあること(猫シッターさんを頼める)、自然食品屋さんがあること、居心地のいいカフェがあること、地場野菜を買える場所があること、とうふやさんがあること、銀行・郵便局が近いことをチェックして、「ここで暮らせそうだ」と思ったこと。。。
夢をいっぱいに膨らませて、ヴィジョンをかけて、越してきたつもりだったけれど。
にゃみちゃんは、誰よりも早くこの家になじんだように見えていたけれど。
(結局越してからわたしは一度も外泊をせず、猫シッターさんのお世話にはならなかった)
今は、このままここで暮らしてくのがいいのかどうか、わからなくなってる。