2009年07月28日

モノものがたり

The_story_of_stuff_3 ともだちが面白い動画があるよ〜と少し前に教えてくれたのを、今日、見てみました。((け)さんありがとう!)

タイトルが『The Story of Stuff with Annie Leonard』(訳して『アニー・レナードの”モノ”ものがたり』)。

すでに6百万人以上が見たらしい。

アニーさん、なかなかキュートで、ハギレいい物言いです。

アニメもかわいい。

てるい・りえこさんという方が日本語訳をつけてくださっています。上のタイトル画像をクリックすると、てるいさんのサイトで日本語字幕付きで見られます。

(オフィシャルサイトの国際版ページでも、てるいさんの日本語字幕つきで見られるのですが、なぜか言語選択ページに「日本語」が見当たりません。。でも他の言語で再生し始めて、本編が始まったときに、画面右上の「SUB」というところをクリックすると、プルダウンメニューが出てきて日本語が選べます)

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この動画の製作を担当したFree Range Studioさんのサイトに行ったら、ほかにも、イロイロおもしろい動画がありました。

映画『MATRIX(マトリックス)』をもじった『MEATRIX(ミートリックス)』は、食肉産業のからくり(ミート・トリックス)を伝える短い動画。(なかなか上手にマトリックスをパロってておもしろかった。。)

『Say No to Blood Diamonds』は、ダイヤのリングを好きな人にプレゼントする前に、このダイヤがどこから来たかを見てみると。。。という動画。

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余談だけれど、”一般的”なアメリカの人は洋服を自然乾燥しないのが当たり前らしいのですが、それがフシギでなりません。

お日様に当てて乾かすのって気持ちいいのにな。。。というか、お日様のしみこんでいないシーツや衣類しか体験したことがなかくても、体は大丈夫なんだろうかな?

でも一昔前の人が、もし今のわたしの暮らしぶりを見たら、毎日長い時間、機械(PC)の操作ばっかりしてるのが当たり前なのが、「フシギでなりません」って言われるだろうな。

「外の空気を吸って働くのは気持ちいいのにな。。。というか、外の空気も吸わないで、ほとんど体動かさずにいても、体は大丈夫なんだろうかな?」って心配されるに決まってるなぁ。。

posted by な at 22:31| Comment(0) | 気がかり

2009年01月07日

新聞記事とコーヒー豆

今朝、就職先からの内定を卒業間近になって取り消されている学生さんが増えている、という新聞記事を読みながら、コーヒー豆を煎っていたら、また深煎りに。。。

「『派遣切り』から農業へ」という記事も、後のほうのページにありました。これは一見とっても朗報のように見えたけれど、読んでみたらまたずしっときました。

農業も量産システムになると、働く人がただの「労働力」にされてしまうのは工場とおんなじで。。トマトは、海水を与えて根にストレスを加えることで人為的に甘くしたりしているそうです。そんなふうにして甘くなったトマトが高価で売れるんだそうです。。

そんなこんなで深煎りになった今日のコーヒー豆。

深煎りといっても、普通のお店で出るコーヒーと同じくらいがわたしにとっての「深煎り」です。というのもウィンドファームさんの生豆を浅めに煎ったのが好きなので、デフォルトが浅煎りだからです。。

Photo_2「コーヒー豆を煎る」というのは、この穴のあいたへんてこな器具でやります。「煎り上手」という名前のついたコーヒー焙煎器です(汚れはお手入れを怠っているせいで、ほんとうは銀色一色です)。

穴から中に生豆を、豆用スプンで3杯くらい入れて、ガスコンロの火にかざしてシャカシャカ振ります。

たいてい、軽めの音楽を1、2曲聴いているうちに、中からパチッパチッとはぜる音がしてきて、煎りあがります。

新聞とか本を読みながら煎ると、深煎りになるので注意です。

Photo煎ったあと、ちいさいざるにあけて、ざるを振り振りすると、こまかい皮が落ちていきます。振りながらふーっと吹けば、大きい皮も飛ばせます。

(遠くの地で「煎り上手」デビューした(あ)ちゃん、ざるが欲しかったら送るから言ってね!)

Photo_3煎った後の豆は、密封するんでなく、すこしだけ空気に触れられる状態で何日か置くと、おいしくなる、と聞いたので、最近はそれを実践しています。瓶に入れて、紙をかけて置いています。

煎りたてよりも、少し置いた後のほうがおいしいんだとか。

でも正直、私には違いを語る自信がないんだけれど。。。なんとなく検証中です。

「煎り上手」にちょっと関心を持った方には、ぜひ「煎り上手の発明裏話」を読んでみてほしいです。

非電化工房の藤村さんが「煎り上手」を発明した背後には、コーヒー農場で働く人を「ただの労働力」にせずに、人としていつくしみ、そして自然を本当に大事にした、ブラジル・ジャカランダ農場の故カルロス・フランコさんとの出会いがあったんだそうです。

posted by な at 11:33| Comment(0) | 気がかり

2009年01月06日

ガザからの声

ガザへの攻撃で、劣化ウランが使われている疑いがあるそうです。

(ガザに入っている)ノルウェーの医師らがPress TVに語ったところによると、イスラエルによる攻撃で12月27日以降に負傷した一部のガザ市民の体内から、劣化ウランの痕跡が認められているんだそうです。

詳しくはこちらを。。(Press TVの記事です、英語ですが)

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NPO法人パレスチナ子どものキャンペーンのウェブサイトでは、連日ガザに住む人たちの声を伝えてくださっています。

以下は1月5日付けのもの。

地上戦が始まってから1日半が過ぎました。
パレスチナ子どものキャンペーンでは、
ガザに住む市民の声を、今日もお伝えします。

一人でも多くの方に、ガザの声をお伝えください。

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★飢えている子どもたちが無差別の犠牲に
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今日もやっとの思いで、ガザ市に住むNGO職員のアムジャドさんと電話がつながりました。

「イスラエル軍は、ガザ北部のジャバリヤとベイトラヒアを占領してしまいました。多くの人々が取り残され、外部の監視や保護が全くない状態にあります。民家が破壊され2家族が全滅したと聞いています。

また以前ユダヤ人入植地のあったネツェレムも占領され、人口50万人のガザ市は北と南の両側から攻撃をされています。
70軒の村落が破壊されたと聞いています。

学校、モスク、医療機関も攻撃され、救急車やNGOのクリニックも破壊されました。

ガザ南北は寸断され、ガザ市の住民は孤立し、物資は全く入ってこないうえ、ガザ市の中央市場も破壊され、子どもを含む5人が殺傷されました。
停電が続き、水もなく、パン屋の多くも閉まっています。

私自身にも子どもがいますが、子どもに食べさせるものを入手できません。
子どもたちは夜も眠れず、皆で身を寄せ合っています。
いま起こっていることは、虐殺というほかありません。
飢えに苦しんでいる子どもたちまで、無差別に殺されているのです。

一人でも多くの日本の市民に、この状況を伝えてください。」

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 ★ガザ緊急募金のお願い★
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パレスチナ子どものキャンペーンでは、緊急募金を呼びかけています。
キャンペーンでは、ノルウェーの医療チームと連携をとってガザのシファ病院の支援を検討中です。

募金の送り先:

*郵便払込* 
加入者名: パレスチナ子供のキャンペーン
口座番号: 00160-7-177367

*銀行振込*
みずほ銀行 高田馬場支店 普通8030448
口座:パレスチナ子どものキャンペーン

キャンペーンのホームページからもクリック募金やクレジットカード募金ができます。
http://ccp-ngo.jp/bokin.html

posted by な at 12:10| Comment(0) | 気がかり