声なきものが声を届けようとするときは、受け取る側からすると”荒々しい”表現になるより仕方ないことも思う。。。
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以下、台風翌日の日記↓
台風の影響のあったばしょのみなさま、ご無事を祈ってます。。うちはなんとか無事でしたが、河川の氾濫からの水が、遠くに住む姉一家の玄関前まで迫ってきてて、土砂崩れも遠くに住む父が避難した避難所の向かいまで迫ってきて、そんなわけで昨夜はひたすら祈ってて、そのまま寝落ちしました。
いちじ暴風がマックスの時は我が家の屋根が飛ぶかも、窓が破れるかもと、半分覚悟もしてましたが、なんとか持ち堪えてくれました。ガラス窓に何かあったとしても怪我しなさそうな廊下に相方と避難して、そのこっそりしたスポットにアウトドア用マットと枕と布団を並べて、友だちに電話で話相手になってもらって、なんとか怖い時間帯をやり過ごしました。(『たのしい川べ』というタイトルのだいすきな本を出してきて、これを読みつつ嵐が過ぎるのを待とうとおもったけど、1行も読めなかった。。)
うちは海抜13メートルなので、洪水の心配はないと思い、「全員避難」の勧告が出ても家に留まったんですが、古い家なので暴風で窓や屋根や庭木の枝が飛ぶことは考えられました。前々日から備えをできるかぎりがんばって、庭木は屋根の上まで伸びてる枝をみんな伐り(切った枝が屋根におっこちて屋根を壊さんように紐で誘導しながら伐るのは神経使った。。)、はしごに登って雨樋を掃除し、排水溝の泥をかき出し、、ホームセンターでポリカ波板を買ってきて(自転車で運ぶの大変だったけど、ホームセンターの店員さんが運びやすいようにまとめて取っ手をつけてくださって、神対応にじんとした)、それをやばそうな窓の外に打ち付け、、閉まらない仕様になってしまってた雨戸が一箇所あったので(お隣の大家さんちの構造物に引っかかってしまって閉まらない)雨戸をドローナイフで削ったり構造物を切ったり削ったりして閉まるようにし(雨に濡れつつ、懐中電灯の明かりの中で金鋏とドローナイフで作業していて、気づいたら深夜1時になってた……)、ほかの窓も家の内側から養生したり、外側に緩衝材を貼ったりしました。
しかし、地域に全員避難の勧告が出るのを見るのは初めてで、どきどきした。。
万一窓や屋根が破れた時のために、すぐ建てられるテントもスタンバイして、濡れたら困るものは窓のない隅に移動(濡れたら困る貴重品は移動だよ、といったら相方は1番に日記の束を出してきたので、全部足湯用の発泡スチロール箱(!)に入れました)。
一夜明けて、ホッとして、体はなぜか全身筋肉痛で、なかなか動き出せなかったですが、ゆっくり片付けや窓の養生の取り外しなどしてます。取り外した養生に使った両面テープがなんかきれいに剥がれたので服にくっつけて新デザインを楽しんでみている本日です(愉快だけど、両面テープなので動くたびにどっかに自分がくっつくから、ちょっと動きにくい)。色々な意味でしんどくて、遊びながら、休みながらでないと作業しづらい本日です、、
