2009年04月01日

同調体質

大勢の人がかかわっている、あることについて、ぐるぐる考えていて、

そうして疲れ果てていたら、風のようなものに

「にんげん以外のことを考えたら? 木のこととか、海のこととか」

といわれた気がしました。

そうかー。。最近わたしは、ぼおっと、木を感じたり、風を感じたりする時間をぜんぜん持っていなかった。

いつもなにかしら、人間社会的なことばかり考えていて。。。頭の中に大勢人がいる、ような。

せっかく春なのだし、頭の中にたくさん花が咲いているようにしても、いいよなぁ。

同調する対象や領域(なににチューニングを合わせているか)に気をつけてみることにします。どうも同調しやすい気質があるようなので。

なにごともバランスだからね。。。

posted by な at 14:29| Comment(0) | 天体と自分

2009年03月18日

一番大事なこと

Uicu1085Jack Johnsonというギター弾き&歌うたいがいます。ハワイ生まれの人。

最初に聴いたのは『In Between Dreams』というアルバムで、以降、彼の音楽はここ最近のヘビロテです。

ごくごくシンプルななかに、なんともいえないグルーヴがあって、気持ちいいです。

彼は幼い頃からハワイでサーフィンをして過ごしてきて、プロのサーファーとして契約するほどにまでなっていたんだそうです。それが17歳のとき、サーフィン中に大怪我。(海底のリーフに叩きつけられて頭蓋骨にヒビ、100針縫ったそうです)。

で、数ヶ月海に入ることもできなくなって、その間に音楽や映像に関心を寄せていったらしい。大学ではフィルムメイキングを専攻します。

そしてサーフィン仲間を撮影したサーフムーヴィを作るんですが、その映像につける音楽を、自分がサーフィンをするときの精神状態に合わせて、ゆったりしたサウンドにするんです。自作をギターで弾いたりして。(それまでのサーフムーヴィのBGMはハードなものが主流だったそうなんだけれど)。

そしたらその映像のBGMだった彼の音楽が注目されて、ミュージシャンデビューすることになったのでした。

彼は、今でも一番大事なのはサーフィンだそう。一番大事なことは仕事にしない。と言っているらしいことを今朝パートナーから聞きました。

* * *

一番大事なことを仕事にしようとすべきかどうか。これって結構いろいろ言われるけれど。

仕事の仕方とか、仕事に対する姿勢とかによるのだろうなー。。

思い出すのは、占星術カウンセリングの通訳をしていたとき、何人もの方のチャートを拝見させていただきながら痛感した、「ひとりひとり、本当にユニーク」ということ。

仕事に関して、どんなチョイスをするかも、ほんとにそれぞれだろうな。

「みんな一緒、みんなおんなじ」というのがなにかと前提になりがちだった空気を吸いながらわたしは大きくなったけれど、

ここまで生きてきてみた今は、逆に、ひとりひとりがユニーク、ということが自分の中で前提になっていく、そういうプロセスをたどっている気がします。

パートナーのおかげ、な部分も大きいです。ありがとうと思います。

それにしてもJack。最新アルバムはソーラー発電でレコーディングしたんだそうです。こういうところもすてきです。

posted by な at 12:51| Comment(0) | 天体と自分

2009年02月04日

Mana

気を向けていることは、外界でも出会いやすい、

という原理なのか、どうなのかわからないけれども、ハワイ島から帰ってから、「マナカード」という、ハワイ在住の人がつくった占いデッキの存在を知り、わあ、実物を見てみたいなあ、でも値段高いしなあ、と思ったその1日か2日後に、

買い物帰りにふいっと、いつもは立ち寄ることのない古本屋に入ったら、目の前の棚に、それがありました。定価のおよそ半額で。。

Manacard迷わず購入して、開けてみると、カードは封も切っていないし、付属の解説本もページを開いた形跡がない。。。つまり新品のままでした。

で、さっそくこのカード、タロットのように使ってみようとしたのだけれど、出たカードの意味がなんとも掴みどころがなく。。。

というか、意味が「かちっと」していなくて、大きくたっぷりとしているがゆえに、いろんな含蓄がある、そんなふうな印象で。

しばらくこのカードをタロットのように使うことはやめにして、付属の解説本で、1枚1枚のカードにちなんだハワイの神話や歴史を読んでいくことにしました。

読みすすめていくうちに、このカードの基盤にある世界観というか、秩序というか、倫理観というか、そういうものが、他のタロットとかのカードとはぜんぜん違うんだなあ、とわかってきた。。

理路整然としているとか、起承転結があるとか、そういうのとは違っていて、もっとゆらぎがあって、たっぷりとしていて、西洋風な考えをしているわたしをいつも裏切ってくれる展開があって。

ハワイ語は、わたしが知っているほかの言葉や言語とは、扱い方が全然違うものらしいことがわかってきました。

その独特の、異文化の感じになじんでいくと、なんとなく、カードとコミュニケートできそうな気がしてきました。

なにより、カードをひかずに解説本だけ読んでいるのが楽しかった。ハワイの精神文化に、少し手がかりができるようなふうで。

ひととおり読み終えて、読んだ内容を少し寝かせてから、今日、またカードを引いてみました。出たのは風の女神のカード。

マナカードに接すると、謙虚な気持ちになったりします(今のところの観察では)。

posted by な at 00:40| Comment(0) | 天体と自分