Jack Johnsonというギター弾き&歌うたいがいます。ハワイ生まれの人。
最初に聴いたのは『In Between Dreams』というアルバムで、以降、彼の音楽はここ最近のヘビロテです。
ごくごくシンプルななかに、なんともいえないグルーヴがあって、気持ちいいです。
彼は幼い頃からハワイでサーフィンをして過ごしてきて、プロのサーファーとして契約するほどにまでなっていたんだそうです。それが17歳のとき、サーフィン中に大怪我。(海底のリーフに叩きつけられて頭蓋骨にヒビ、100針縫ったそうです)。
で、数ヶ月海に入ることもできなくなって、その間に音楽や映像に関心を寄せていったらしい。大学ではフィルムメイキングを専攻します。
そしてサーフィン仲間を撮影したサーフムーヴィを作るんですが、その映像につける音楽を、自分がサーフィンをするときの精神状態に合わせて、ゆったりしたサウンドにするんです。自作をギターで弾いたりして。(それまでのサーフムーヴィのBGMはハードなものが主流だったそうなんだけれど)。
そしたらその映像のBGMだった彼の音楽が注目されて、ミュージシャンデビューすることになったのでした。
彼は、今でも一番大事なのはサーフィンだそう。一番大事なことは仕事にしない。と言っているらしいことを今朝パートナーから聞きました。
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一番大事なことを仕事にしようとすべきかどうか。これって結構いろいろ言われるけれど。
仕事の仕方とか、仕事に対する姿勢とかによるのだろうなー。。
思い出すのは、占星術カウンセリングの通訳をしていたとき、何人もの方のチャートを拝見させていただきながら痛感した、「ひとりひとり、本当にユニーク」ということ。
仕事に関して、どんなチョイスをするかも、ほんとにそれぞれだろうな。
「みんな一緒、みんなおんなじ」というのがなにかと前提になりがちだった空気を吸いながらわたしは大きくなったけれど、
ここまで生きてきてみた今は、逆に、ひとりひとりがユニーク、ということが自分の中で前提になっていく、そういうプロセスをたどっている気がします。
パートナーのおかげ、な部分も大きいです。ありがとうと思います。
それにしてもJack。最新アルバムはソーラー発電でレコーディングしたんだそうです。こういうところもすてきです。