2019年08月10日

ヘンなクリエイティブ?→海にグラウンディング

IMG_9192.JPG大家さんから何年も前に”あずかった”鉢植えのプルメリアの、同じ鉢の中から草がしばらく生えてきてたので、水の蒸発を防ぐためにも、プルメリアの足元に草があったほうがよいね、とそのままにしてたら、白い百合の花が咲きました。

プルメリアは、あずかってから一度も咲いたことがなくて、いつか咲くかなとのんびり様子見してたのだけど、かわりに咲いたこの百合。。。切って、花瓶に活けてみた。

レモンイエローの花粉が、ものすごくきれいで、そそられます。自分が虫だったら、ぜひともこのふわっとした花粉に触ってみたい、この上で寝転がってみたい。。。

服につくと落ちない、強力な色素をもった花粉。自然はやっぱりすごいな、こういうのつくれて、と思う。

ところでうちのプランターでは不思議現象が他にも起きていて。しばらく前に、おいしかった無農薬のネギの、根っこから上2センチほどを切り落として料理したときに、それを植えて、そのあと何回かそこから新しく伸びてきたネギをまた切って(根っこはそのまま土の中に残して)食べてたのが、いつのまにか消えたかな。。。と思ってたら、そのおんなじスポット(まさにそこネギ!ってところ)からミニトマトがいつのまにかぐんぐん伸びて大きくなっていた。。。ネギの根っこは2個うえたのだけど、その2個とも!まさにそのスポットから2本のトマトが生えているなう。

プルメリアが百合になり、ネギがトマトになる。いろいろありますね。。

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今年は熱中症的症状が出て、はからずも夏休みになっていたこの1週間でした。熱中症の症状は時差があって出ることを学んだし、一晩寝て起きたら治るというものでもないというのも学んだ。そして熱中症予防としては、塩分はスポーツドリンクとかよりもむしろ食事からのほうがたくさんとれること、お味噌汁と梅干が最強なことも学べてよかったです。この記事がわかりやすくて、よかったです。

しばらく臥せっていて、そのあいだものすごくたくさん寝て。雑多な夢をたくさん見た。亡き母がいっぱいでてきてくれたし、なんと亡きにゃみちゃん(ねこ)が出てきてくれたので、もう大ラッキー!! 足元に歩いてきたので、床に膝をついて、にゃみちゃんをかこむように腕で丸く円を描くようにしたら、その腕にむぎゅーっと額を押し付けて、前脚でわたしの腕をむぎゅーとつかんでくれた。猫式の「ハグ」でした。うれしかった。。。

夢の中では、死んだ人も生きてる人も、最近の友達も昔の知り合いもごったまぜになって、みんなふつうにつながりあって登場するからおもしろい。夢の中ではそれが「ふつう」のことになっていて。やっぱり海王星は時間も距離も超えている境地なんだな、と改めて。

しかし眠ってる時間が長すぎたせいか、夢をつくる係の人も夢の生産ペースに遅れをとったみたいで、焦ってそこらへんにある記憶の断片をちゃちゃっと組み合わせて繰り出してたとしか思えない。にゃみちゃんのハグ以外は、ほぼなんの含蓄もなさそうな、突拍子もないディテールで構成された夢ばかりでした。それはそれでエンターテイニングだったけども。。。ヘンなクリエイティブ、としか。。。

でもここしばらく自分としては大それたチャレンジを始めてしまってたところだったので(グリーンウッドワークの愉しみを少しずつほかの人と共有していこうと)、それで神経がいろいろきうっとなってたみたいだったので、ヘンなクリエイティブな夢のおかげさまで、なごんだし、休まった。

なるべく心穏やかに歩みを進めたいです。そこ大事。

IMG_9160.JPG今回元気が回復した決め手は、海でした。頭が重だるいのはやっと抜けたけど、食べるとまだ体調が悪くなるのは続いてたので、迷いに迷ったけど、ともだちの(み)ちゃんが楽しみにしてた海水浴だったのもあって、わたしはそしたらみんなが浜にいるあいだ、となりの美術館にいよう、と決めて一緒に葉山に行って。車で連れて行ってもらえたおかげで、道中は涼しくて大丈夫で。でも浜についたら炎天下。。。だけどついた時間が午後遅かったおかげもあって、そしてオンショアの風がずっと吹いてくれてたおかげもあって、浜はとっても涼しかった! それでなんとなくやっぱり自分も海に入ってみようかな、と。万一のときのために持参してた水着とモモンガ上着(これを着ると浜で着替えができる)を出して、ささっと着替えてしまいました。

みんなのあとから遅れて海に少しだけ入ったら、今日は波が高めだったけど、でもぜんぜんなんの怖さもなくて。ただ体力ないときだから、ガシガシ泳いじゃだめだよね、というのだけ気をつけて、少し浮かんだり水に浸かったりして、浜に上がって、日陰に入って風に吹かれてお日様を間接的に浴びて、ゆっくり過ごしたら、夕焼けのころにはなんだか体の芯がしっかりしてた!

海にグラウンディングした実感があり。。毎年暑いさなかに浜で過ごすと思うけど、どんなエアコンの効いた屋内よりも、浜で過ごす方が涼しい。少し水に浸かってからそのまま上がって風に吹かれていると、涼しさがずっと持続します。

IMG_9200.JPGIMG_9162.JPGIMG_9198.JPG夕暮れどきまで浜にいて、傾いた太陽が波を金色のゼリーみたくするのを眺めて、空に不思議なくっきりした境界線が引かれているのを眺めて。沈んだ太陽が空につくりだす茜色の変遷をずっと眺めて、とおくの雲の中に稲光がぴかぴかするのを眺めて。。。

それから少量のおゆうはんを食べて帰りました。食べても気持ち悪くならなかった!

海は無理だなあとあきらめてたわたしを連れ出してくれた(み)ちゃん、(ゆ)ちゃんに、もう感謝しかないです♡

元気の素は、やっぱり海や風なんだなあ。
posted by な at 11:58| Comment(0) | 季節のこと

2019年05月18日

鳥の羽根模様が出てきた。。

Img_8521 いろいろ悲しいことがあって、気力が沈んでしまって。木を削って過ごしました。だまってずっと削ってたら、ちょっと休まった、気がした。

近所の庭師さんがくれたサクラの剪定枝から、友達の引っ越し祝いに、スプン。

柄のところに鳥の羽根みたいな木目が出た。。

今朝なかなか起き出せなくてふとんの中にいたとき、窓の外からシジュウカラの話し声がきこえて、とてもつもなく親しみを感じたんだった。それしか頼るものがない、というくらいな感じがなぜかした。

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木削りしたら、だいぶん落ち着いた。木削りが自分の暮らしにあって、よかった、と思った。植物のみんなにも、ありがとうの気持ち。

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ムラサキカタバミが、自然と出てきてたのを、なんとなく喜んでたら、知らぬ間にやけに増えてくれていたり。剪定しなきゃしなきゃと思いつつそのままにしてたハクチョウゲに、花がたくさんついていたり。ノイバラはもう花が終わっちゃったけど、通行人の目にあたりそうなところのを切ったときのを花瓶に活けておいたら、けっこう長く咲いてくれたり。

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ありがたいです。

posted by な at 00:00| Comment(0) | 季節のこと

2019年05月08日

いちばんながいGW(さじフェス2019 etc!)

今年のGWは美濃→中津川→御殿場と私としてはどうしたことかの怒涛の日々でした。でも、すごく楽しかった、嬉しかった。。

Img_8308 Img_8313 Img_8324 美濃の森林文化アカデミーを会場にの行われたさじフェスでは、斧の使い方をイチから教わり直して、改めて”そうか!”というちょっとした使い方の違いを体感したし(ざっくりやるときの動き)、さじ面の彫り方を教わったときには、ひとさじの中にある木目の流れの多様さと、その「木目さま」の多様な声を聴きながら削れたときのツヤピカの削り跡をちょびっと味わえた。。(教えてくださったさかいあつしさんに感謝!)

47799987911_664676186c_k 「回し飲み」よろしくみんなでスプーンを「回し削り」していく輪に混ぜていただいたときは、「ざっくり」と「繊細」を短時間で行ったり来たりする体験をさせていただいて、あわあわしたけど面白かった。。。Img_8315 おいしいタイカレーもごちそうになって[E:#x2661]主催の久津輪さん、加藤さん、実行委員のみなさま、講師のみなさま、大変だったと思いますけれど、すてきな場に感謝しています。

Img_8336 中津川のプチ・グリーンウッドワークフェスでは、北海道から九州まで、普段は遠方にいるグリーンウッドワークのお仲間のみなさんと再会できて、みんなで1つのものをつくる愉しさ、最高でした。今年はなんとグリーンウッドワーク界の大御所、井丸さんまで来てくださって(!)、その場その場でいろんなことをさっとやって見せてくださるとき、何かちょっとでも”浸透吸収”できればー、と見入りました。。大変おつかれのときに、またしても惜しみなくいろいろ教えてくださり、、感謝しかありません。Img_8348 敬愛する小学生グリーンウッドワーカーのれいくんとも再会できたし、なんと新たに猫の仲間も加わって、大好物の五平餅はじめ、毎食美しい盛り付けのおいしい手づくりごはんをみんなでいただけて、幸せでした、みなさまほんとにありがとうです[E:#x2661]この場を開いてくださっている原さんご夫妻には、もうどう恩返ししたらいいものやら。。感謝ばかりです。

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御殿場では、アレクサンダー合宿が20年目を迎えて、波乱万丈ありつつも、大切な友や先生たちと再会して、それぞれの「今」を体感しつつ仕事できて、うれしかった。。特に「一般意味論」のクラスでユズルさんが、1999年のこの人と2019年のこの人は同じその人でも「イコール、ではない」と、ジェスチャーを交えておっしゃったとき、心の奥深くが動いた感じがきた。。。そして、新たに卒業されるみなさんの佇まいが、うつくしかった。。通訳も、新しい仲間の活躍ぶりが心強かって、自分は無理にがんばらなくてよいんだなあと思えたことが新しかったな。自分の中でも、ひとつの節目を越えたなあという実感が来たのが、よかったです。校長ジェレミーさんは、いろいろあるけど、こういう場をホールドしつづけていて、すごいな、とそこはやっぱり思う。たくさんの出会いと学びをいただいてきたこと、感謝しています。

早朝、富士山を見ながらのランニングも奇跡的に気持ちよかったっけ。。

Img_8360 Img_8380 移動の道中で、長いことかかっていた靴下がようやく編み上がり、そして家に帰ったら、「新月過ぎたら種まきしなきゃ」と思ってた藍が、勝手に発芽していた。。

それでもって、全部終わってほっとしたら、自分が去った後の中津川でみなさんがやってたグリーンウッドワークの内容を知ってまたびっくり。この方々はやっぱり天使なんだと確信しました。。

いろんなことがこうやって、転じたり、開いたり、移り変わったりしてくのを、わぁと眺めているようなこの頃です。

posted by な at 00:52| Comment(0) | 季節のこと