ここ数日、昼下がりの、暑さがピークになる1〜2時間を、縫いものをして過ごしています。暑い中で縫いものだなんて!と思われそうですが、これがけっこう「涼む」ということを、今年、発見中。。。
扇風機をまわしながら、じっと座ってチクチク縫いものをしていると、指先しか動かさないので、大汗をかきません。
で、縫いものというのは、なにか、不思議な集中の境地に入るので(アルファ波かなんかが出ていそうな)、頭が休まって、すーっとクールに落ち着いてくるみたいなんです(あくまでわたしの場合、なんだけれど)。
頭が働かないくらい暑いさなかは、仕事をしようとしても、なかなかはかどらないので、かわりに縫いもので頭を休ませ、気を養っとこう、という対策です。頭の中の暑さ対策、というか。(お仕事は日が落ちた後で。。。やる、つもり。。)
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今日は、縫いものをしつつ、緑豆湯(リュウドウタン)もどきもつくりました。緑豆湯は暑い台湾で定番のおやつで、お汁粉の緑豆版みたいな感じのものです。
←これが緑豆。のぼせを下げる効能があって、暑いときに体を冷やしてくれるお豆さんです。
緑豆は水につけたりせずにすぐ煮ることができて、手軽。思い立ったらすぐつくれます。
お水1000ccに緑豆100gを入れて、沸騰したらフタをして弱火にして2分煮て、あとは火をとめて、フタをあけずにそのまま40分放置。
緑豆が真ん中でぱかっと割れて、白い花が咲いたみたいに中身がはみ出してくるようになればOKです。放置したあとフタを開けてみて、花が咲いてなければ、再度沸騰させてから弱火で2分煮て、火を消して20分くらい待ちます。
花が咲いたら、黒糖を混ぜて、できあがり。今回は緑豆100gに対して黒糖50gにしました。
台湾では押麦みたいな食材も一緒に入れて煮るみたいなんだけれど、今回は緑豆のみです。そのまま食べてもいいし、冷蔵庫で冷やしたり、製氷皿に入れて凍らせても美味。
こちらは、体の中からの暑さ対策。。
あ、今窓の向こうのセミがすごい勢いで鳴き始めました。ここしばらくマイクチェックばかりだったのが(じじっと一声ないてしーんとなる)、今日は威勢がよいなあー!!
(追記:緑豆は「青小豆」とも呼ばれるそうです。縄文時代にはすでに日本に伝わっていたんだとか!)