この曲は、最初から最後まで、にゃみちゃんとさよらなした後の日々に、ぴたっと合致していて、わたしも相方も、びっくりしたのでした。
火葬場の待合室で待っているあいだに、相方がギターを弾きながらこの曲を歌ったときに、それまでなんども聴いてたこの曲が、「そういうことだったのかー」となって。。。
火葬していただいたお寺を出て、駅までの暗い夜道を、お骨を胸に抱いて歩きはじめたとき、最初に口をついてでたのも、この曲のなかの「こころはひとつになったんだー/パンとピーナツクリームほおばって/どこへ行けども思い出せるならば〜」というとこでした。
しばらくのあいだ、聴くもの自分で歌うのも、泣けて仕方なかったけれど、今はずいぶん大丈夫になった。
今は、にゃみちゃんの不在に慣れていっている自分がいて、かなしい。
というか、慣れないと、いつまでも寂しいしかなしいままなのに、でも慣れてしまうと、ここににゃみちゃんがいたってことが消されてしまうようで、それがいやで。
家の中もにゃみちゃんがいたときのまま、なにひとつ変えたくなくて、冬支度をずるずると先延ばししていました。
でも昨日、ついに(寒さに負けて)、ウールのじゅうたんを出してきて、リビングに敷いて、そのためにテーブルの配置も少し変えました。
変えてしまうことに抵抗があったけれど、変えてみたら、部屋の中があったかい雰囲気になって、寂しさが減った感じです。
よかったな。このじゅうたんも、魔法のじゅうたんなのかな。
今朝は、夢の中でにゃみちゃんがベッドサイドに来てくれました。
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