もうすぐ冬至。。毎年冬至の前には「猫の額庭」の植物のみんなに一肌脱いでもらって、常緑のリースをつくっていたけど、今年はつくらないままになってしまった。。今からでもつくるといいのかな、と思いつつぼんやりしています。写真は2010年につくったもの。食べたあとのミカンの皮を干しといたのを飾って、明るくつくったんだった。3.11前の日々のことは、記憶の中で断絶があって、このリースをつくったときの記憶も、振り返ろうとすると不思議な気持ちになる。
でも過去の12月の写真を眺めていて、冬至のころに贈り物をしあうのって、寒い北半球の場所ではこころがぽっとあったかくなるいい風習だなあと、しみじみ思った。年末にこころの調子をくずしやすい自分も、サンタさんにだいぶ助けてもらってきたんだなーと思う。
贈り物は、包むのも楽しい活動。。。 このところ、何年か前に使ってたGreen Peaceさんの大きな写真カレンダー(動物が自然の棲み処で写っている)を大事にとっておいたのを、包装紙にして使ったりしています。大きいカレンダーだと、いろいろ包めて便利。しかもカレンダーはたいていしっかりした紙質なのでよいです!(小さめの贈り物なら、風景やきれいなものが写っている雑誌のカラーページもいいですね…)。
ペンギンが写ってる月は、包んだらちょうどペンギンが左隅に来た♡
少し前にはヤギが写ってる月でワインを包みました。このときはドライフラワーでつくったミニスワッグを首からかけてみた。
ドライフラワーのスワッグは、手軽につくれてかわいいので、贈り物に添えるの楽しいです。
スワッグそのものをプレゼントにしたときはこんな感じに包んでみた。
チョコとハンドクリームを贈るときにミニスワッグをつけてみたりしたこともあった。
気に入った植物をいただいたり見つけたりしたときに、家の中のあちこちにつるしておけば、それらをちょこっとずつ合わせるだけでスワッグがつくれます。元気なうちにつり下げるとわりときれいな色のままドライフラワーになる花、結構あります。
いただいた花束が、ドライフラワーのスワッグになったり。。
プレゼントを包むときのリボンとセロファンは、新しいのを使いますが(といっても、結構手元にとっておいたのを使うこともあるけど…)、それ以外はたいてい家の中にあるものでいろいろに工夫するのが楽しいです。リボンのかわりに毛糸や紙紐もかわいい。貝殻や生の小枝やハーブを添えるのも、楽しいし。。
余り布(古着を切った布とか)と、手彫りの消しゴムスタンプと両面テープで、布シールをつくるのも一興。お手紙の蝋のスタンプみたいな感じに使ったりして。
このファブリックシールは2008年につくったもので、おぼろげすぎる記憶だけど、スタンプ柄のモチーフに、カール・ブロスフェルトという、19世紀生まれの植物学者&写真家の写真集「Art Forms in Nature」(初版は1929年)に入っている1枚を使いました。今も好きな写真。
この写真集は全部モノクロの、植物の接写写真ばかりで、とてもすばらしいです。
でも、そんなに手間をかけなくても、手頃な既製品の不織布袋と植物を組み合わせても楽しい感じになりますね!
こんなふうにしたこともありました。
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ささやかでもなんとか贈り物ができること自体に、感謝しつつ。。。さまざまな事情で大変な状況にある方々に、少しでもたくさん、やすらぎと楽しさがもたらされますよう。。。